【年に一度の車山詣で】今年も『アロンフランセ』に700台近いフランス車が集結!テーマはシトロエンID/DS70周年

公開 : 2025.12.06 12:05

初の試みとしてフランス車のミニバンを特集

そしてもうひとつ今回初の試みとして、フランス車のミニバンを特集。ルノーカングーシトロエンベルランゴなどの新しいフランス車たちも40台近くが参加。古いフランス車やそのオーナーだけでなく、新たな参加者の獲得にも成功したようだ。

また、フリーマーケットを1ヵ所に集めることでショッピングがしやすくなったのも、参加者には好評だった。

ミニバンカテゴリーにエントリーされたルノー・カングーたち。
ミニバンカテゴリーにエントリーされたルノー・カングーたち。    内田俊一

やはりこのイベントの最大の魅力は、同じフランス車に乗るというだけで色々な人と仲良くなれることだ。老若男女、リピーターから初参加までの多くの人たちが来場するので、偶々横に止まったことが縁で仲良くなることもあるだろうし、昔からの知り合いに再会することもある。

そうしてまた来年も会いましょうとなり、1年後の『車山詣で』に繋がっていくのだ。「長く続けてほしいといってもらえることがとても嬉しい」と主催者が語るように、多くの来場者が『来年も参加しよう』という思いを胸に帰路に着いたことだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    内田俊一

    日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を生かしてデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。長距離試乗も得意であらゆるシーンでの試乗記執筆を心掛けている。クラシックカーの分野も得意で、日本クラシックカークラブ(CCCJ)会員でもある。現在、車検切れのルノー25バカラとルノー10を所有。
  • 撮影

    内田千鶴子

    Chizuko Uchida

    イタリアとクルマが大好きで、1968年式のFiat 850 spider Serie2を20年以上所有。本国のクラブツーリングにも何度か参加している。イタリア旅行時は、レンタカーを借りて一人で走り回る。たまたま夫が自動車ジャーナリストだったことをきっかけに取材を手伝うことになり、写真を撮ったり、運転をしたりすることになった。地図は常にノースアップで読み、長距離試乗の時はナビを設定していても、ナビシートで常に自分で地図を見ていないと落ち着かない。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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