メルセデス・ベンツ C 300de ステーションワゴン(1) 重要度の高いHVハードをチェック

公開 : 2025.12.17 18:05

操作性の良いMBUXシステム

後席側の広さは平均的。もう少し前後長があっても良いが、平均的な身長の大人なら、長時間も苦ではないはず。荷室容量は、サルーンで315L。駆動用バッテリーの影響で床面が高く、広くはない。しかしステーションワゴンなら、大幅に余裕が生まれる。

インフォテインメント・システムは、メルセデス・ベンツのMBUX。頻繁に使う項目は、ホーム画面から簡単にアクセスでき、スマートフォンとの連携も簡単にできる。

メルセデス・ベンツ C 300de ステーションワゴン(英国仕様)
メルセデス・ベンツ C 300de ステーションワゴン(英国仕様)

センターモニターは斜めに取り付けられ、指紋が目立ちやすく、太陽の角度によっては反射が眩しいことも。ホーム画面には、追加したい項目があることも事実だ。

ステアリングホイール上のコントローラーで、カーソル操作はできる。必要ないのに、うっかり触れてしまうこともあるが。音声認識機能は、理解力に優れる。装飾的なアンビエントライトは、必要ならオフにできる。

走りの印象とスペックは、メルセデス・ベンツ C 300de ステーションワゴン(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 執筆

    マレー・スカリオン

    Murray Scullion

    役職:デジタル編集者
    10年以上ジャーナリストとして活動し、雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿してきた。現在はオンライン版AUTOCARの編集者を務めている。オースチンやフェラーリなど、1万円から1億円まで多数のクルマをレビューしてきた。F1のスター選手へのインタビュー経験もある。これまで運転した中で最高のクルマは、学生時代に買った初代マツダMX-5(ロードスター)。巨大なジャガーXJ220も大好き。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

メルセデス・ベンツ C 300de ステーションワゴンの前後関係

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