熟成極まった第2世代最終型!メルセデス・ベンツCLA180『アーバン・スターズ』は間違いなく買いの1台

公開 : 2026.01.07 11:45

新型がデビューしてもなおスタイリッシュ

実際に見る4ドアクーペボディのシルエットは、新型がデビューしてもなおスタイリッシュなものに映る。スムーズな曲線で描かれたルーフラインや、ボリューム感に満ち溢れたリアフェンダーのデザインなどは特に印象的で、19インチ径のホイールがフットワークの逞しさを演出する。

リアシートで感じるヘッドクリアランスの小ささや、そこに着席するためのアクセスにやや窮屈な姿勢が強いられることは否定できないが、これも4ドアクーペというそもそもCLAが持つコンセプトを考えれば十分に許容できるレベル。インテリアで演出される高級感はもちろん素晴らしいレベルだ。

実際に見る4ドアクーペボディのシルエットは、新型がデビューしてもなおスタイリッシュ。
実際に見る4ドアクーペボディのシルエットは、新型がデビューしてもなおスタイリッシュ。    平井大介

7速ATと組み合わされるパワーユニットのフィーリングは、スペックから想像する以上にフレキシブルで、かつパワフルな印象を与えてくれるもの。

日本仕様のCLAには、150psの最高出力と320Nmの最大トルクをスペックシートに掲げる『CLA200d』や、さらに高性能なAMGモデルもラインナップされているが、個人的にはこのCLA180のバランス感が最も好ましく思えた。

また、センターコンソール上には『コンフォート』、『エコ』、『スポーツ』、そして『インディビジュアル』の各ドライブモードを選択できるスイッチがあり、特別装備のひとつであるローワードコンフォートサスペンションは、スポーツモードを選択しても十分にフラットで快適な乗り心地を生み出し、コーナリング時には正確なハンドリングを実現してくれる。

まさに熟成が極まった第2世代の最終型は、間違いなく買いの1台だ。

そんなCLA180アーバン・スターズが購入できるのは、最初に触れた第3世代のCLAが上陸を果たすまでと考えるのが自然だろう。メルセデス・ベンツというブランドにこれからエントリーしたいと考えるカスタマーにも、十分に検討する価値があるモデルだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    山崎元裕

    Motohiro Yamazaki

    1963年生まれ。青山学院大学卒。自動車雑誌編集部を経て、モータージャーナリストとして独立。「スーパーカー大王」の異名を持つ。フツーのモータージャーナリストとして試乗記事を多く自動車雑誌、自動車ウェブ媒体に寄稿する。特にスーパーカーに関する記事は得意。
  • 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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