ランボルギーニがBEV計画撤回! ヴィンケルマン会長兼CEOが語る衝撃の未来戦略(前編)【スーパーカー超王が訊く】

公開 : 2026.02.22 16:00

短期的にも中期的にも、方針に変化はない

「この決定は、世界各地で起きている地政学的状況や政治的判断など、様々な要因をも慎重に分析したうえで下したものです。私たちにとって最も重要なのは、カスタマーが求めるものを提供することです。短期的にも、また中期的にも、この方針に変化はないと判断しています。

2029年の終わりまでに4モデルのすべてをPHEVとする。これがディレッツィオーネ・コル・タウリ戦略における最新の、そして最も重要な方向性となるでしょう。

5月にイタリアのイモラ・サーキットでランボルギーニ・アレーナが開催される。
5月にイタリアのイモラ・サーキットでランボルギーニ・アレーナが開催される。    ランボルギーニ

続いて2025年の販売実績についてですが、私たちは昨年1万747台をカスタマーに納車しました。2026年にも再び新たなプロダクトが発表される年になるでしょう。

今年は世界の各地で重要なイベントが控えています。5月にはランボルギーニ・アレーナを開催し、カスタマーやメディアの皆さまだけではなく、従業員やブランドエクステンションに関わるパートナー企業の皆さまも招待します。

さらにはイギリスのグッドウッド、アメリカのペブルビーチ、そして年末にも特別なイベントを計画しています。これらの4つのイベントの各々で、その新たなプロダクトの発表が行われる予定です。

より前向きに2026年のビジネスを継続

私からのプレゼンテーションを総括したいと思います。

ランボルギーニはディレッツォーネ・コル・タウリ戦略を継続しながら、全モデルをPHEVとするという新たな方向性を明確にしました。2026年の納車も順調に進んでおり、今年も新たな記録が達成できると見込んでおります。ランボルギーニにとって現在は、とても良いタイミングにあるといえるでしょう。

これまでで最も新しく、そして優れたモデルラインナップが出揃いました。地政学的な環境は数年前とは大きく異なりますが、そのような事情を考えてもなおランボルギーニは、より前向きに2026年のビジネスを継続していくことができると確信しています」

*『ヴィンケルマン会長兼CEOが語る衝撃の未来戦略(後編)』へ続きます

記事に関わった人々

  • 執筆

    山崎元裕

    Motohiro Yamazaki

    1963年生まれ。青山学院大学卒。自動車雑誌編集部を経て、モータージャーナリストとして独立。「スーパーカー大王」の異名を持つ。フツーのモータージャーナリストとして試乗記事を多く自動車雑誌、自動車ウェブ媒体に寄稿する。特にスーパーカーに関する記事は得意。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

スーパーカー超王が斬るの前後関係

前後関係をもっとみる

ランボルギーニのトップが語る衝撃の未来戦略の前後関係

前後関係をもっとみる

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事