プジョー208 1.2ピュアテック110

公開 : 2015.05.14 23:50  更新 : 2017.05.29 19:00

3年前のデビュー時、208は ’中庸な’ という形容詞で締めくくられたが、フェイスリフトを果たした今、状況はどう変わったのだろうか?

■どんなクルマ?

フェイスリフトを果たした新型の208は、同時にPSA製のピュアテック110 3気筒エンジンをシトロエンC4カクタスからそのままの形で受け継いだ初のモデルでもある。

エンジンの発展と同様に、新しいデザインのフロント・バンパーやワイドなグリル、ライオンの爪痕からヒントを得た新しいLEDテール・ライトなど、意匠の変更にも抜かりはない。

ただし、ここでテストする110エンジンは、上位グレードであるアリュールのみにしか組み合わされず、このアリュールには、LEDデイライトを含む新しい2トーンのヘッドライトや専用の内装トリム、スペックのアップグレード、新しいデザインのアロイ・ホイールなど、このグレードならではの特徴もある。

また、プジョーは新たなパーソナリゼーション・パックも追加しており、内外装のカラー・アクセントや3Dエフェクトのグリル、ヘッドライト、ドア・ミラー、フォグ・ライトの周辺、キャビンのステッチなどにメイン・カラーとは対照的なカラーリングを施すこともできる。

トップ・グレードとしては308と同様にGTラインも用意されており、こちらには17インチのホイールや赤いステッチ入りのスポーツ・シート、アルミ製ペダルが組み合わされる。

フェイスリフト前の208に対し、われわれAUTOCARは、”GreatというよりもGood” という結論を出しているが、新型208は果たして良くなっているのだろうか? チェックしていこう。

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