DS9の後継は大胆クロスオーバー DS No8 パラス(1) 1充電で最長750km プレミアムなフレンチ空間へ包まれて

公開 : 2026.04.01 11:25

実用性はワゴンボディのSUVへ届かず

タッチモニターは16インチ。横にスリムで、主張が控えめなのが好ましい。運転席側だけでなく、助手席側からも手が届きやすい位置にあり、反応は素早く、メニュー構造も覚えやすい。

温度調整など、エアコン用メニューが常時表示される点も褒めたい。運転支援システムを一発で無効にできる、ショートカットもある。

DS No8 パラス FWDロングレンジ(英国仕様)
DS No8 パラス FWDロングレンジ(英国仕様)

物理スイッチは幾つか残されているが、多くはステランティス・グループで共有するもの。プジョーシトロエンでも使われる、プラスティック然とした質感は、全体の雰囲気を僅かに乱すように思えた。

荷室容量は560L。美しいファストバック・シルエットだが、リアガラスは強く傾斜し、大きな荷物を載せる時は注意が必要だろう。床下には収納があるが、充電ケーブルをしまえるほど深くはない。実用性では、ワゴンボディのSUVには届かない。

気になる走りの印象とスペックは、DS No8 パラス(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 撮影

    ジェームス・ディスデイル

    James Disdale

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

DS No8 パラスの前後関係

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