ヴァンキッシュへ通じる美麗ボディ アストン マーティンDB9(1) VH新世代が築いた高いハードル
公開 : 2026.05.23 17:45
エンジンは456psの5.9L V型12気筒
他のモデルにも利用可能なサブフレームへマウントされたサスペンションは、アルミ製アームを用いたダブルウィッシュボーン。可変式ではないダンパーとコイルスプリングが支え、太めのアンチロールバーが組まれている。
エンジンは、DB7の派生版となる、5.9L V型12気筒。カムシャフトとクランクシャフト、給排気系に改良を受け、11.8kgも軽く仕上げられていた。456psと57.9kg-mへ向上しつつ、1500rpmから最大トルクの8割を得られる粘り強さも叶えていた。

リアアクスル側にマウントされたトランスミッションは、6速マニュアルか6速オートマティックの2種類。軽いエンジンと相まって、前後で50:50の重量配分を得ていた。アルミホイールは19インチ。タイヤは、ブリヂストンRE050が標準だった。
抑揚豊かなフォルムを浮き彫りにする塗装
今回、筆者がDB9と対面したのは、グレートブリテン島中部の国立公園、ピーク・ディストリクト。少なくないドライバーやライダーが、豊かな大自然を分かち合っている。
20年以上が過ぎても、このアストン マーティンの注目度は明らかに高い。グレーへ近い塗装は写真映えしにくいが、カメラマンは満足げ。跳ね上げた汚れが目立ちにくく、タングステン・シルバーが、抑揚豊かなフォルムを浮き彫りにする。

執筆:アントニー・イングラム(Antony Ingram)
この続きは、アストン マーティンDB9(2)にて。


























































































































































