オペル/ヴォグゾールから数年ぶりのホットハッチ『コルサGSE』登場 初代『GSi』の遺伝子を受け継ぐ281ps

公開 : 2026.05.12 07:25

ブランドイメージ刷新へ

航続距離の数値はまだ公表されていないが、ミシュラン・パイロット・スポーツEVタイヤを装着した高性能クロスオーバーの『モッカGSE』は、1回の充電で約320km走行可能だ。タイヤのコンパウンドに違いはあるものの、コルサGSEは車高の高いモッカGSEよりも軽量で空力効率に優れているため、同様の航続距離になると予想される。

価格も未確定だが、参考までにヴォグゾール・モッカGSEは英国のEV補助金1500ポンド(約32万円)を含めて3万5495ポンド(約760万円)となる。コルサGSEはこれより若干安くなる見込みだ。

オペル・コルサGSE
オペル・コルサGSE    オペル

AUTOCARが取材で得た情報によると、コルサGSEに続いて、より大型の『アストラ』の高性能モデルもまもなく登場するようだ。こちらは同じパワートレインを採用しつつ、ファミリー向けの仕様となる可能性がある。

『GSE』はスポーツ志向のサブブランドで、オペル/ヴォグゾールの従来のイメージを払拭し、魅力的で新しいイメージの確立を目指す上で重要な役割を果たしている。これは、価格重視の中国の競合他社が、長らくオペル/ヴォグゾールの主なセールスポイントの1つであったコストパフォーマンスを脅かしているためだと見られている。

ヴォグゾールのコマーシャル・ディレクター、マイケル・アウリアール氏はAUTOCARの取材で、「ヴォグゾールは合理的な魅力では高評価を得ていますが、情緒的な魅力においてはそれほどではありません」と語った。

オペル/ヴォグゾールの両ブランドのCEOを務めるフロリアン・ヒュットル氏は以前、「スポーティさ」こそが、プジョーシトロエンといったステランティス傘下の兄弟ブランドとの差別化を図る上で「次のステップ」になると述べていた。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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