トヨタ、GRヤリス&GRカローラを最新仕様にするアップグレード商品を発売 モータースポーツでの知見を反映

公開 : 2026.05.13 17:25

『サーキット』

『サーキット』では、『ストリート』の機能に加えて、よりドライビングに集中できるクローズドコースにおいて、より多くのセッティング機能を提供する。

6速MT車では、アクセルを踏んだままのシフトアップが可能となる『フラットシフト』機能を追加、GR-DAT車では、車速制御の変更によりシフト操作時の応答性を高め、サーキット走行により特化したシフト選定を実現した。

GRヤリスとGRカローラを対象とした『GRヤリス/GRカローラ・パフォーマンス・ソフトウェア・シリーズ』、『GRカローラ・パフォーマンス・アップグレード』を発売。
GRヤリスとGRカローラを対象とした『GRヤリス/GRカローラ・パフォーマンス・ソフトウェア・シリーズ』、『GRカローラ・パフォーマンス・アップグレード』を発売。    GR

また、ターボラグを軽減する『アンチラグ』機能では、アクセルオフ時の過給圧引き上げを、サーキットモードにはなかった『強+』を追加し、『無/弱/中/強/強+』の5段階設定とした。

『シフトタイミングインジケーター』は、クローズドコースでの使用時において、『ストリート』よりも細かくシフトアップタイミングの設定が可能となっている。

そのほか、クローズドコースでのみ使用可能な機能として、『クーリングファン風量MAX』、『アイドルアップ』、『スピードリミッター引き上げ』も提供される。

『コンペティション』

『コンペティション』は、競技での使用を目的として、『サーキット』よりもさらに特別な設定を可能としている。

GR-DAT車のシフト操作時の応答性がさらに高められたほか、従来ではパドル操作が必要だった1速へのシフトダウンも自動で積極的に行う制御が採り入れられた。

GRヤリスとGRカローラを対象とした『GRヤリス/GRカローラ・パフォーマンス・ソフトウェア・シリーズ』、『GRカローラ・パフォーマンス・アップグレード』を発売。
GRヤリスとGRカローラを対象とした『GRヤリス/GRカローラ・パフォーマンス・ソフトウェア・シリーズ』、『GRカローラ・パフォーマンス・アップグレード』を発売。    GR

『四輪駆動動力配分』は、前後配分比70:30から30:70の範囲で1%単位で、そしてカップリングトルクは0〜299Nm間で1Nm単位での設定でき、好みやコース戦略に合わせてより細かなセッティングを可能とした。

『ステアリングアシスト』もGRヤリスでは通常の『ノーマル/エコ』よりも軽くなる設定2段階、『スポーツ』よりも重くなる設定、そして『ノーマル/エコ』と『スポーツ』の中間3段階を追加し、オリジナルも含めて8段階のステアリングの手応えをソフトウェア制御で実現、『ノーマル/エコ』と『スポーツ』に対し、重さの割り当てを合計6種類の組み合わせから選択、オリジナルから変更できる。

GRカローラでは重さ3段階を組み合わせた3種類の組み合わせより選択できる仕様とした。

また、『競技用4WD設定』は、『GR-FOUR』四輪制御モードセレクトの『グラベル』と『トラック』での四輪駆動力配分やカップリングプレトルクなどの設定値が変更される。

『グラベル』では車体の安定性を重視した『リア寄り/カップリングプレトルク強め』に、『トラック』では旋回性を重視した『ややフロント寄り/カップリングプレトルク弱め』に設定されるほか、4WDシステムのカップリング油温の保護制御など、スポーツ走行前提のパフォーマンス重視の設定に変更される。

なお、『コンペティション』は』競技での使用を前提としているため、導入後は車両の四輪駆動システムに関わる故障・不具合はメーカー保証の対象外となる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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