スバルの衝突実験デモで目の当たりにした安全への執念 知っておきたい強い意志と美学【フォレスター・オーナーの黒木美珠が目撃】
公開 : 2026.05.28 17:25
スバル・フォレスターの安全訴求イベントに、オーナーでもある自動車ジャーナリスト(卵)の黒木美珠が参加してきました。至近距離で見た衝突実験のデモンストレーションから感じた、スバルの安全への哲学をお伝えします。
スバルと聞いて、何を思い浮かべますか?
スバルと聞いたとき、頭に浮かぶイメージは何でしょう。筆者の場合は『水平対向エンジン』、『ラリー』、『安全』といった言葉が出てきます。もっとも、ラリーはクルマ好きならではの偏りかもしれませんが、『安全』については多くの方が共感いただけるのではないでしょうか。
今回この取材について編集部に記事化を相談したところ、「スバルといったらやはり安全ですね、ぜひお願いします」と即答いただきました。それだけ『安全』へのイメージは広く深く定着しているといえます。

今回訪れたのは群馬県太田市、スバルの本拠地です。
昨年日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した新型フォレスターが、JNCAPにて『自動車安全性能2025ファイブスター大賞』も受賞。その記念イベントで、群馬本工場内の施設にて実際の衝突実験デモンストレーションを見ることができました。
筆者は長距離移動が多い分だけ、事故のリスクが人より高い自覚があります。現行フォレスターを購入した理由は、疲れにくさと万が一の時も信頼できる安全性、この2点が大きいのです。今回の取材は、その答え合わせをする絶好の機会にも思えました。
そもそもスバルの原点は中島飛行機。かつて東洋最大の航空機メーカーでした。絶対に事故を起こさせない設計、視界の確保、思い通りに機体を動かす技術、乗員の命を守る構造。その飛行機作りのDNAが、現在の水平対向エンジンの低重心設計、シンメトリカルAWD、そしてアイサイトへと受け継がれています。
当たり前に積み重ねてきた五つ星
さて、JNCAPとはどういう機関なのでしょうか?
スバルのプレスリリースからそのまま抜き出すと『自動車の安全性能を比較評価する自動車アセスメント』となりますが、国土交通省とナスバ(独立行政法人自動車事故対策機構)が共同で運営する第三者評価機関であり、予防安全性能、衝突安全性能、事故自動緊急通報の3項目を総合的に評価し、星の数で公表しています。

2025年の評価実施車種は全部で4台。五つ星を獲得したのはフォレスターのみで、残る3車種は星4つという結果でした。得点は193.8点満点中184.62点、実に95%という高スコアで全項目においてAランクを取得したのです。
しかしこれは『いつものこと』でもあります。2020年はレヴォーグ/WRX、2021年はレガシィ・アウトバック、2023年はクロストレックとインプレッサ、そして今回のフォレスターと、ファイブスター大賞の受賞を当たり前のように積み重ねてきました。



















































































