『プジョー408GTハイブリッド』短期集中レポート#3 絶妙な猫足の動き! ファーストドライブで発見した白眉

公開 : 2026.05.28 17:05

編集部のレポート車として導入されることになった、『プジョー408GTハイブリッド』。2ヵ月程度、短期集中で実際に使用した印象をレポートしています。第3回は『ファーストドライブ』で白眉を発見した話です。

効き方がちょうどよい回生ブレーキ

編集部のレポート車として導入されることになった、『プジョー408GTハイブリッド』。2ヵ月程度、短期集中で実際に使用した印象をレポートしている。

3回目にしてようやく走り始めるレポート車。まずは、都内から筆者の自宅がある静岡県東部まで約120kmを走ることになった。

自宅から30分くらいの名スポットにて。今回は佐藤亮太カメに撮影して頂いた。
自宅から30分くらいの名スポットにて。今回は佐藤亮太カメに撮影して頂いた。    佐藤亮太

押してから起動までひと呼吸あるエンジンスタートボタンを押し、動き出した408。ちなみにこのパワートレインは基本的に同じくひと呼吸あるので、何かしら理由があるのだろう。

センターコンソールにある小ぶりなシフトレバーは使いやすく、ドライブモード切り替えもブラインドタッチできるわかりやすい形状。その手前にはサイドブレーキのレバーがあるが、残念ながらオートホールドは装備されていない。

ハイブリッドということで、回生ブレーキも備わる。街中では効き方がちょうどよく、ワンペダルで使うほど強くないのも個人的に好きな部分だ。ちなみに強さ自体は選べないので、このフィーリングを好きになれるかは、408を選ぶ点で大きいかもしれない。

ステアリングにはシフトを切り替えるパドルがあり、シフトレバー横にはM=マニュアルモードへの切り替えスイッチもある。ドライブモードはエコ、ノーマル、スポーツの3種類で、スポーツではサウンドもスポーティ。このサウンド機能はオフにすることも可能だ。

第一印象は、想像以上によく走る

いくらハイブリッドとはいえ、このボディサイズで1.2Lと聞くと走りに不安を感じそうだが、現代では軽い部類となる車重1500kgということもあり、『想像以上によく走る』というのが第一印象だ。

ダウンサイジングターボらしく、ギアによっては回転が落ち込んだところからの立ち上がりにもどかしさこそあるが、逆にウィークポイントはその1点くらい。基本的にはトルク十分で、スポーツモードに切り替えてクルマに鞭を入れれば、結構速く走ってくれる。

この日ではないが、自分では撮れないので走行シーン撮影もお願いした。
この日ではないが、自分では撮れないので走行シーン撮影もお願いした。    佐藤亮太

ステランティス・グループ内で共用するこのパワートレインは実によくできていて、どれに乗っても基本的にはいい印象だ。中でも408はロングホイールベースの恩恵か高速道路で安定感があり、何よりも足まわりが絶品!

路面からの入力こそしっかり手応えがあるものの、そこからの処理が巧みで、車内に不快な感触を伝えることがない。足まわりの動きはしなやかで、ストロークが長くしっかりと動く印象。いわゆるプジョーらしい『猫足』であり、408の白眉と言える部分だ。

パワートレインや足まわりの良さは、ここ最近乗ってきたプジョーの中でも一番好みかもしれない。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。
  • 撮影

    佐藤亮太

    Ryota Sato

    1980年生まれ。出版社・制作会社で編集経験を積んだのち、クルマ撮影の楽しさに魅了され独学で撮影技術を習得。2015年に独立し、ロケやスタジオ、レース等ジャンルを問わない撮影を信条とする。現在はスーパーカーブランドをはじめとする自動車メーカーのオフィシャル撮影や、広告・web・雑誌の表紙を飾る写真など、様々な媒体向けに撮影。ライフワークとしてハッセルブラッドを使い、生涯のテーマとしてクラシックカーを撮影し続けている。佐藤亮太公式HPhttps://photoroom-sakkas.jp/ 日本写真家協会(JPS)会員

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