より攻撃的に! センセーショナル・スーパーカー『フェラーリ296スペチアーレA』(1) パワーウエイトレシオは1.69kg/ps

公開 : 2026.06.19 11:45

サスペンション、電子制御デバイス、タイヤなどにも進化の跡

296スペチアーレAでは、サスペンションや電子制御デバイス、タイヤなどにも進化の跡が伺える。

296GTSとは異なりチタン製のスプリングが用いられ、車高はさらに5mm低下。ダンパーはサーキット走行を想定した固定レートのマルチマティック製となり、よりアグレッシブなホイールジオメトリーが設定される。

フェラーリ296スペチアーレA
フェラーリ296スペチアーレA    AUTOCAR

ただしフェラーリのコンフィギュレーターではあまり強調されていないが、オプションでノーズリフターを装備した場合には、サスペンションは296GTSのアセット・フィオラノ仕様と同様の、スチール製スプリングとマグネライド・アクティブダンパーの組み合わせとなる。

そもそも296スペチアーレAをオーダーするカスタマーの多くが求めるのは、よりスパルタンな走りであるはず。より軽量でサーキット走行にフォーカスしたセッティングを彼らが望むのは間違いない。

*センセーショナル・スーパーカー『フェラーリ296スペチアーレA』(後編)に続きます。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 執筆 / 編集

    山崎元裕

    Motohiro Yamazaki

    1963年生まれ。青山学院大学卒。自動車雑誌編集部を経て、モータージャーナリストとして独立。「スーパーカー大王(超王)」の異名を持つ。フツーのモータージャーナリストとして試乗記事を多く自動車雑誌、自動車ウェブ媒体に寄稿する。特にスーパーカーに関する記事は得意。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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