フェラーリに6速MTが復活! 世界限定1499台『12チリンドリ・マヌアーレ』登場 クラッチバイワイヤで8速DCTを操作

公開 : 2026.07.04 07:05

2006年599以来の採用

1499台という限定数は、1947年に誕生したフェラーリ初の12気筒の排気量にちなんだもので、UK編集部の取材によれば、既に完売しているという。

マニュアルトランスミッションは、2006年デビューの599(本国名599GTBフィオラノ)以来の採用。新車当時の筆者が参加した試乗会でフェラーリは、マニュアルは全体の1割くらいを想定し、主に自分で変速することに価値を見出している北米市場が中心と説明していた。

限定1499台は、1947年に誕生したフェラーリ初の12気筒の排気量にちなんだもの。
限定1499台は、1947年に誕生したフェラーリ初の12気筒の排気量にちなんだもの。    フェラーリ

あれから20年。マニュアルに価値を見出す需要が世界に少なくとも1500台あったわけで、それより1台少ない、1499台を投入したことになる。

しかしながら、初のEVとなる『ルーチェ』を発表する一方で、その真逆ともいえる『スポーツカーらしいスポーツカー』をこのタイミングで出したことは、偶然と思えない。もし本当に市場の過剰な反応を想定したルーチェとこのマヌアーレがセットの戦略であれば、フェラーリ恐るべしと言わざるを得ないだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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