祝40周年!カロッツェリアの足跡を振り返る(前編) ロンサムカーボーイを引き継ぎ誕生【浜先秀彰の絶対的カーグッズ!第23回】
公開 : 2026.09.02 12:05
ハイエンドカーオーディオのカロッツェリアX
1990年代前半、カーオーディオは業界全体でコンポからワンボディへと軸足が移ってきましたが、効率化よりもサウンドクオリティを高めたいというニーズ多くあり、徹底した高音質を追求するハイエンドカーオーディオブランドとして1993年に『カロッツェリアX(エックス)』が立ち上がります。
その後、カロッツェリアと並行してカーオーディオプロショップを中心に20年以上にわたって展開され、マニアからゆるぎない支持を集めました。

この中で得られた技術やノウハウは、サイバーナビなど最新の製品にも生きています。
新メディアのMDにも対応
90年代、オーディオのメディアはカセットテープからCDへと移行していきましたが、カセットテープのように編集ができて音質も良いMDが台頭。1997年にはカロッツェリア初のMD対応モデル『FH-P900MD』がデビューします。
2DINの大型ボディにカラフルなイルミ、業界最大出力のパワーアンプ、マイクで音響を自動補正するオートイコライザーなどを備え、話題をさらいました。

ナビのDVD化とともに初代サイバーナビが誕生
また、同年には、現在でもハイエンドカーナビとして高い人気を誇る『サイバーナビ』が、世界初のDVDナビとして誕生。大容量データに加え、2D+3Dマップのナイアガラビュー、8型大画面モニターなど今までにないさまざまな機能を実現し、クルマ好きをワクワクさせる先進性にあふれる内容となっていました。
サイバーナビのこのキャラクターは現在でも引き継がれています。

買いやすく扱いやすい新シリーズ
1998年には、カロッツェリアのもうひとつの人気カーナビブランド『楽ナビ』が登場。
この当時、各社のカーナビは高性能化を進めており、機能が複雑で操作も難しくなっていました。そこで楽ナビでは『楽に使えて楽に買える』ことを重視した、コスパに優れるシンプルな操作感のカーナビとして開発されたのです。

パイオニア
初代機のAVIC-500は業界初のボイスコントロールを搭載し、誰でも簡単に扱えることを重視。しかし一方で、旧式のモニターや大型の本体、CD-ROMメディアなどコストを抑えるための割り切りも見られました。
デジタル世代に合わせてスピーカーを高音質化
カーオーディオでは、同じく1998年にデジタル時代の高音質再生を目指したVシリーズスピーカー(TS-V017A)、2002年にはDVDなど新メディアに対応したRSシリーズスピーカー(TS-T1RS/M1RS/W1RS)がラインナップ。



