祝40周年!カロッツェリアの足跡を振り返る(前編) ロンサムカーボーイを引き継ぎ誕生【浜先秀彰の絶対的カーグッズ!第23回】

公開 : 2026.09.02 12:05

カーナビだけに偏ることなく、カーオーディオについても時代に合わせたモデルをリリースし続けました。

DVDなど新しい高音質メディアに対応するべく開発されたRSシリーズスピーカー。
DVDなど新しい高音質メディアに対応するべく開発されたRSシリーズスピーカー。    パイオニア

カーナビはDVDからHDDの時代へ

21世紀となった2001年、新たなサイバーナビはメディアをDVDからHDDへとチェンジします。

『AVIC-H09/V07MD』は大容量かつ読み書きが可能なHDDの特徴を生かし、CDを再生するだけでHDDに自動録音を行うミュージックサーバー機能を搭載。大量のお気に入り曲をエンドレス再生する新たな楽しみ方を提案しました。

サイバーナビはライバルに先駆けてHDD化。このときに容量は10GB。
サイバーナビはライバルに先駆けてHDD化。このときに容量は10GB。    パイオニア

20年以上も前に通信ナビをリリース

そして翌2002年、カロッツェリアはHDDのサイバーナビ、DVDの楽ナビを展開しているにもかかわらず、時代の先を見据えて第3のカーナビ『エアーナビ(AVIC-T1)』をリリースします。

本体に通信モジュールを内蔵した世界初のカーナビで、特徴は古くならないこと。地図データや渋滞情報、天気予報、各種のドライブ情報を利用するたびにダウンロード(一部地図データは内蔵)して使用する、今までにない画期的なスタイルでした。

世界で初めて通信モジュールを内蔵したエアーナビ。
世界で初めて通信モジュールを内蔵したエアーナビ。    パイオニア

しかし通信圏外ではほぼ機能しなくなることや、通信費を負担する特殊な料金体系に抵抗のある人が多かったことなどから、数年でサービスは終了しました。生まれた時代がちょっと早かったようです。

カロッツェリア40年の歴史・前編いかがだったでしょうか? 続く後編についてはまた一ヵ月後、こちらの連載をチェックしてくださいね。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。

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