アルファ・ロメオの未来を示す『クオーレロッソ』世界初公開 流麗な4人乗りファストバック EVではなく2.9L V6ハイブリッド搭載

公開 : 2026.10.13 07:45

ジュリエッタなど量産車への影響は?

クオーレロッソで特に注目すべきは、次世代のパフォーマンスモデル「クアドリフォリオ」の技術仕様も提案している点だ。

車両重量を1750kgと想定し、パワートレインにはお馴染みの2.9L V6ガソリンエンジンのハイブリッド仕様が搭載される。トルクコンバーター式オートマティック・トランスミッション、カーボンファイバー製ドライブシャフト、四輪駆動システムを組み合わせている。

アルファ・ロメオ・クオーレロッソ・コンセプト
アルファ・ロメオ・クオーレロッソ・コンセプト    アルファ・ロメオ

アルファ・ロメオによれば、これにより「テクノロジーをドライビングプレジャーに役立てる」ことになるという。しかし、同社は将来のモデルに向けて、マイルドハイブリッド、プラグインハイブリッド、バッテリーEVを含む、幅広いパワートレインも準備中だと述べている。

クオーレロッソで見られる要素がどの程度、量産車に反映されるかはまだ不明だ。観音開きのドアや、従来のトランクがないことなど、ディテールの多くは明らかにコンセプトカー特有のものだ。とはいえ、このコンセプトカーはアルファ・ロメオにとって重要な節目であり、『トナーレ』や『ジュニア』といった小型SUVへの進出を経て、コアモデルへの注力を改めて示すものだ。

その一環として、新型ジュリアや新型ステルヴィオに加え、ハッチバック『ジュリエッタ』の精神的後継車の開発を進めており、これはクオーレロッソのデザイン哲学が反映された最初の量産モデルとなる可能性がある。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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