ビーチバギー級の成功もありえた? ポルシェ・タイプ597「ヤークトワーゲン」(2) 現存は50台以下 カルマン製ボディの高品質

公開 : 2026.10.31 17:50

フォルクスワーゲン・タイプ181(1968〜1983年)

2ストローク・エンジンからの撤退に伴い、ムンガの生産は終了。後継の依頼を受けたフォルクスワーゲンは、カルマンギアのシャシーにビートルのフラット4を積み、キューベルワーゲンの進化版を作った。シングなどの名称で、一般にも販売されている。

フォルクスワーゲン・タイプ183 イルティス(1978〜1988年)

ムンガの技術をベースに、アウディ100用の4気筒エンジンと新開発の四輪駆動システムを組合せて誕生したのが、西ドイツ軍向けのイルティス。市販モデルはさほど成功しなかったが、四輪駆動システムはクワトロと名付けられ、進化を重ねている。

メルセデス・ベンツ Gワーゲン「ウルフ」(1979〜2018年)

メルセデス・ベンツ Gワーゲン「ウルフ」(1979〜2018年)
メルセデス・ベンツ Gワーゲン「ウルフ」(1979〜2018年)

メルセデス・ベンツとシュタイア・プフとの共同開発で誕生したのが、Gワーゲン。リジッドアクスルにセパレートシャシーで、エンジンはベンツの乗用車用ユニット。軍用モデルは通称ウルフと呼ばれ、現行型は最新Gクラスがベースとなり、愛称はウルフ2。

ポルシェ・タイプ597 ヤークトワーゲン(1955〜1957年/欧州仕様)のスペック

英国価格:−ポンド(新車時)/20万ポンド(約4160万円)以上(現在)
生産数:71台
全長:3600mm
全幅:1700mm
全高:1450mm
最高速度:99km/h
0-97km/h加速:−秒
燃費:10.6km/L
CO2排出量:−g/km
車両重量:870kg
パワートレイン:水平対向4気筒1488cc 自然吸気 OHV
使用燃料:ガソリン
最高出力:50ps/4200rpm
最大トルク:10.6kg-m/2800rpm
ギアボックス:5速マニュアル/四輪駆動

ポルシェ・タイプ597 ヤークトワーゲン(1955〜1957年/欧州仕様)
ポルシェ・タイプ597 ヤークトワーゲン(1955〜1957年/欧州仕様)    マックス・エドレストン(Max Edleston)

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・カルダーウッド

    Charlie Calderwood

    英国編集部ライター
  • 撮影

    マックス・エドレストン

    Max Edleston

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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