完全な週末の遊び道具 ゼノス E10 R2(2) ネイキッドな体験を求めるドライバーへ より鋭く回るユニットが欲しい

公開 : 2026.10.27 18:10

ネイキッドな体験を求めるドライバーへ

ゼノスは、まだ若干の改良を加えるとしている。E10には、改めて丁寧に試乗したいとも考えている。しかし、英国価格を納得させるハードルは、低くないだろう。

複数のドライバーズカーをガレージに並べるような愛好家が、よりネイキッドな体験を求めて追加する選択肢として、充分な価値はある。しかし、より手頃な価格で優れた走りを堪能できるモデルも存在する。E10には、相応の高い完成度が求められている。

ゼノス E10 R2(英国仕様)
ゼノス E10 R2(英国仕様)

もっとも今のゼノスは、復活を喜ぶ英国のドライバーより、輸出市場へ強い期待を抱いている様子。富裕層向けにドライビング体験を提供するサービスへも、大きな関心を寄せているようだ。

◯:しなやかな乗り心地 ロータスを彷彿とさせる繊細な操縦性 キャビンも含めて高い製造品質 ブレーキの感触
△:かなり上昇したお値段 高域へ軽快に回りにくいフォード・エンジン フロントガラスも荷室もない、完全な週末の遊び道具

ゼノス E10 R2(英国仕様)のスペック

英国価格:11万5900ポンド(約2411万円)
全長:3800mm
全幅:1870mm
全高:1130mm
最高速度:241km/h(予想)
0-100km/h加速:3.8秒(予想)
燃費:−km/L
CO2排出量:−g/km
車両重量:790kg
パワートレイン:直列4気筒2261cc ターボチャージャー
使用燃料:ガソリン
最高出力:304ps/6000rpm
最大トルク:43.1kg-m/3500rpm
ギアボックス:6速マニュアル/後輪駆動

ゼノス E10 R2(英国仕様)
ゼノス E10 R2(英国仕様)

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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