アルファ・ロメオ4Cスパイダー

公開 : 2016.02.24 23:50  更新 : 2017.05.29 18:24

  • 標準でフロントが17インチ、リアが18インチ。£600(9万4千円)を支払えば前後同径にできるほか、それぞれを18インチと19インチにできる

  • アクラポビッチ製のチタン・エグゾースト。カーボン製のエア・インテークとともに音を大きくするだけでなく、パワー・デリバリーも高効率化

■「買い」か?

“小さいが、元気なスポーツカーだ” ― マット・プライヤー (ロードテストエディター)

Good:インテリア(配置)、サーキットでのハンドリング・バランス、頼れるブレーキ
Bad:ドライビング・ポジション、ステアリング、どっちつかずのギアボックス

最終的な評価を左右するのは、4Cをどこで乗るか? という点である。もし、スムーズなサーキットだけを走らせるのであれば、われわれは購入を強くおすすめする。

反対に、あなたがスポーツカーのビギナーで、日常でも使わなければならない場合、‘痩せ我慢’ というワードが頭に引っかかりつづけるはずだ。

アルファ・ロメオを含む、どの小型軽量スポーツカー・メーカーも、ある程度は場所を選ぶクルマだということを知っている。

しかし、これを考慮したとしても4Cのサスペンションは、評価の足を引っ張るほど場所を選ぶ。このグループで順位をつけるとしたら、1位から5位までの順でポルシェボクスタースパイダーロータス・エリーゼ(1.8ℓ)→ゼノスE10 S→ジャガーF-タイプV6ロードスター→アルファ4Cスパイダーとなる。



▶ 海外初試乗 / アルファ・ロメオ4Cスパイダー
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