ランボルギーニ・アヴェンタドール・ロードスター

公開 : 2012.11.13 19:00  更新 : 2017.06.01 01:05

ランボルギーニアヴェンタドールLP700-4ロードスターがデビューした。690bhpのV12オープン・トップのこのモデルは、今までのランボルギーニの中でも最もエキサイティングなモデルである。

アヴェンタドール・ロードスターは、タルガ・スタイルの2ピースのカーボンファイバー・ルーフが採用された。その重さは僅かに6kgである。また、このルーフは2、3秒で取り外しが可能で、フロントのラゲッジ・コンパートメントに収めることができる。更に、このカーボンファイバー・ルーフには、フォージド・コンポジット技術が採用されており、チタンより強く、しかも軽い。

クーペと同様、アヴェンタドール・ロードスターのV12エンジンには、シリンダー・ストップ、ストップ・スタートが組み込まれ、7速オートマティック・ギアボックスが組み合わせられる。ルーフが開けられた状態で、0-100km/hは3.0秒、そして最高速度は350km/hに達する。

2つのエアロダイナミクス補助パーツも付けられている。ひとつは、電動のリア・ウインド・スクリーン・コントロールで、これはエアフローとエンジン・ノイズをコントロールするものだ。もうひとつは、フロント・ガラスの上に取り付けられた取り外し可能なウインド・ディフレクターで、これは完璧なほど静かな空間をキャビンにもたらすものだ。

新しいルーフの採用は、クーペに対してデザイン面でも多少の変更をもたらしている。リア・ピラーがよる大きな強度を持たせるために変更されている。このリア・ピラーは、ロールオーバー・プロテクトも兼ねると共に、エンジンへのベンチレーションも改良している。

エンジン・カバーもクーペから変更となっている。2列の6角形のウインドーを持つタイプとなったのだ。

更に、クーペとの違いは、ボディが2トーンとなったこと。グロス・ブラックのペイントが、ピラー、ルーフ、リア・ウインド・エリアに施される。

価格は300,000ユーロ(3,030万円)程度となる予定だ。

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