フィアット124スパイダー

公開 : 2016.10.26 05:50  更新 : 2017.05.29 18:51

■インテリア

“手動で開閉する幌は構造的に優れている。電動式より早く開閉できるのもよし。片手で操作できるのはもっとよし” ― マット・プライヤー (ロードテストエディター)

エクステリアはMX-5と異なっているが、車内に乗りこんでみるとインテリアは共通している部分が多い。つまりマツダフィアットにパーツを提供しており、フィアットがエンブレムを張り替えている。

したがって7.0インチのタッチスクリーンがダッシュボード中央に設置されるわけだが、124スパイダーの場合、エントリー・グレードでは組みあわされない。ただ、手放すことを考えると、査定のうえでは必須項目だといえよう。

タッチスクリーンは往々にして操作しやすく、メニュー・ボタンやスクリーン上の表示など、いかに直感的に見せるかを(マツダは)かなり慎重に考えたのだろうと推測できる。ちなみに「ルッソ・プラス」と呼ばれるグレードには、BOSE製のスピーカーがつく。

小物入れが決定的に不足しているのはマツダMX-5と同じだが、荷室容量はMX-5よりもわずかに大きくなっている。といっても、その差は10ℓ程度だ。たいした差ではない。

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