トヨタ・ヤリス(ヴィッツ)は実力派 ただ楽しいかどうかは別問題 1.5ℓを試乗

公開 : 2017.04.17 12:00  更新 : 2021.01.28 16:43

あたらしくなったトヨタ・ヤリス(日本名:ヴィッツ)。実力はたしかなようですが、AUTOCARの評価軸は「たのしいか?」です。そうなると、なかなかうまくはいかないようです。

■どんなクルマ?

フル・モデルチェンジと言ってもいい?

トヨタの最新型ヤリス(日本名:ヴィッツ)は、外観が変わっただけでなく、目に見えない部分に、同社が約100億円を投じて開発した900個以上もの刷新された部品を使っている。

なかでも、1.33ℓVVT-iに代わって搭載された、よりパワーがあり経済的な1.5ℓVVT-iEガソリン・エンジンも注目すべきポイントだ。

最も注目を集めるのは、このクラスでは珍しいフル・ハイブリッド・モデル。ハンドリングを改善するために、パワー・ステアリング、アンチ・ロールバー、ドライブシャフト、エンジン・マウント、ダンパー、そしてフロント・サブフレームに改良を施したという。

208psを誇るホットハッチと呼ぶべき、1.8ℓガソリン・スーパーチャージャー付きのGRMNヤリスは、英国では後ほど追加される予定のようだ。

内装も変わっている

トヨタは、ダッシュボード素材のグレードを上げ、標準で付くインフォテインメントと安全装備の向上を図った。

同時に、トリムの選択肢や特別注文の内容を大幅に刷新している。評価すべき内容である。

施された改良の積み重ねが功を奏し、同クラスのライバルであるフォードフィエスタなどを遂に超えることができるのであろうか?

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