TVR新型デビュー記念! 過去の記憶に残るモデルを振り返る(前編)

公開 : 2017.09.16 06:10  更新 : 2021.02.17 17:44

TVRの新型モデル「グリフィス」がデビューしたのを機に、過去のあんなモデルやこんなモデルを振り返ります。あなたのなかのベスト・オブTVRはどれ?

TVRがついに帰ってくる

完全自社開発で個性的なハイパフォーマンス・スポーツカーを産み出す伝説のメーカー、TVR。一度は破綻したが、新たな経営者の手で再建が図られ、いよいよ待望のニューモデル、新型グリフィスを発表した。

5.0ℓV8を積み、トン当たり400psを超えるというそれは、£90,000以下と予告されるが、初期ロットの生産分はすでに完売間近だという。

新生TVRの門出を迎えた今、このブランドを特別な存在に押し上げた往年のモデルたちを振り返ろう。

TVRグランチュラ(1958〜67年)

奇妙な名前と、さらに奇妙な外見。しかし、この初の量産モデルは、経営破綻までのクルマたちのテンプレートとなった。それはシンプルなシャシーと短いホイールベース、フロントエンジン/リアドライブのレイアウト、グラスファイバー・ボディ、そしてポルシェにやや劣る組付け精度といったものだ。初期モデルは購入者がエンジンを選んでオーダーできたが、後にMG用ユニットを搭載するようになった。

710kg程度の軽量さゆえに驚くほど速く、見た目のわりには安心して運転を楽しめるグランチュラは、趣味のロードカーとしても素晴らしいが、ヒストリックレースに出走すれば高い戦闘力を発揮するマシンとなる。現在の英国相場は£30,000(452万円)からといったところだ。

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