ミドシップ・フェラーリの50年を一気に振り返る 後編

公開 : 2018.01.04 06:10  更新 : 2019.05.04 13:03

フェラーリ・ラフェラーリ(2013年)


フェラーリほど、的を射たクルマをつくれるメーカーはない。それらは驚くほどスパルタンだ。しかし、それに名を連ねながらも、ラフェラーリの素晴らしさには圧倒された。クーペボディが500台、オープンモデルのアペルタが209台しか生産されなかったことは残念でならない。このクルマの試乗記を、われわれはこう締めくくっている。「ラフェラーリは、エンツォの後継モデルという以上の価値がある。実際、これはさまざまな点で、その先代を気味が悪いほどに大きく凌いでおり、それでいてずっとイージーに、そして心地よく運転できるシロモノになっているのだ」。

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