AUTOCARが選ぶ、ダメだけど愛してしまう18台のクルマたち 前編

公開 : 2017.12.16 06:10  更新 : 2021.03.05 21:36


フォード・エスコート(Mk5 1990年)


1993年にモンデオが登場するまで、フォード車はどれも、クルマ自体の魅力より競争力のある価格で売れていたといえる。1990年に登場した5代目エスコートは、運動性能のひどさや洗練性の欠如、古臭いスタイリング、貧相な装備内容などをメディアに酷評された。

それでもユーザーは、安価さによってこのクルマを支持したのだ。その後、素晴らしいゼテック16vツインカムが追加され、ダッシュボードが刷新されると、グッと興味が湧くクルマになり、1991年に登場したRS2000仕様でそれはさらに高まった。

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