AUTOCARが選ぶ、ダメだけど愛してしまう18台のクルマたち 前編

公開 : 2017.12.16 06:10  更新 : 2021.03.05 21:36


いすゞピアッツァ(1981年)


ジウジアーロのコンセプトカー、アッソ・デ・フィオーリ(クラブのエース)として1979年に登場し、81年に市販化されたピアッツァは、その4年後に英国でも販売を開始。しかし、70年代のオペル・カデット由来のシャシーも、ベッドフォードのバンから拝借したエンジンも、いずれも時代遅れのメカニズムで、しかも高価。低調なセールスは当然の結果だった。

1987年のフェイスリフトで、ロータスがチューンしたサスペンションを得たが、それも延命策たりえなかったのである。今やレア車だが、改めて見るとそのキッチュさがなかなか魅力的に思えてくる。

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