孤高のF1実況者と一緒にF1を観ると?

公開 : 2018.01.20 11:40

番外編:父子鷹

デーモン・ヒル同様、マレー・ウォーカーも有名レーサーを父に持っている。

グラハム・ウォーカー(1896-1962)は第一次世界大戦をバイクの伝令兵として過ごし、戦時中に負った脚の怪我にも関わらず、リッジ、サンビームとノートンのワークスライダーとなった。マン島レースに数多く参戦し、1931年にはライトウェイトTTクラスでチャンピオンになっている。

レースキャリアを終えた後、彼は放送の世界に飛び込んだ。彼のラジオとテレビでのTTレース報道は、ライダー時代よりも更に彼を有名にした。

1949年からはひとり息子のマレーと共に中継を始め、マレーはそれ以来実況を続けている。

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