前アルピーヌA110責任者、中国資本のEVスタートアップ「バイトン」へ SUV開発で

公開 : 2018.03.13 21:50  更新 : 2021.05.13 12:00

ドアハンドルの代わりは顔認証

バイトンでは2種類のパワートレインを用意しており、出力272psの電気モーター1基でリアだけを駆動するトルク40.8kg-mのモデルと、電気モーター2基で四輪を駆動するモデルとなる。4WDモデルで使用される2基の電気モーターの合計出力とトルクは、それぞれ476psと72.4kg-mだ。

そのパワーはシャシーの一部を形成するモジュラー式リチウムイオンバッテリーに貯められる。バイトンではバッテリー容量について明らかにしていないものの、コンセプト・モデルでは399kmだった航続距離が、増強されたバッテリーパックによって520kmにまで延びたと話している。


バイトン・コンセプトの全長、全幅と全高はそれぞれ、4850mm、1940mmと1650mmであり、22インチホイールを履いている。フロントにはバイトンが「スマート・サーフェース」と呼ぶ、スリムなLEDヘッドライトが搭載される。

ドアハンドルの代わりに、コンセプト・モデルでは顔認証カメラが搭載されており、生体認証データとの照合を行うことで、認証済みユーザーしかドアの開閉ができないようになっている。

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