中古で勝負 エボ6トミマキ vs インプ・リチャード・バーンズ仕様(中編)

公開 : 2018.04.30 20:10

試乗開始 インプレッサRB5

パッセンジャーシート側のカーペットをめくると、スバルのチューニング部門、スバルテクニカインターナショナル(STI)のピンクの文字が入ったボックスが見える。444 RB5は全てブルースチールに塗装され、カラーコードの入ったミラー、ドアハンドル、スカート、ドライビングライトカバーを備えていた。

また17インチ6本スポークのスピードライン製アルミホイールを履き、ブルーのアルカンターラとスウェードでトリムが施され、エアコンを装備している。


インプレッサRB5は、パワーを強化する一方で、かなりの軽量化が施されている。ビスケットの缶のように薄いパネルや質素なインテリアのお陰で乾燥重量は、アクセサリーをフル装備したランサーよりも125kgも軽い1235kgだ。モータージャーナリストふたり(いや正確にはひとり半か?)分の重さの違いが、路上で分かるのだろうか。

その答えはイエスだ。

パワーが30ps近く低いにもかかわらず(三菱の280psという表示は控え目な気がする)、低速回転時にややラグは感じられるが、制限速度まで回転数をぐんぐん上げていく。加速性能ではランサーにひけを取らない。追い風だと、2速からシフトせずにわずか5.5秒で制限速度に達する。ただし、そこから先はやや息切れ気味になり、最高速度の226km/hに達するまで少し手間取る。
 

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