パガーニ 社長インタビュー 語る今後、EVの投入にも「前向き」

公開 : 2018.05.12 20:10

メルセデス-AMGからエンジンの供給を受けハイパーカーを少数生産するパガーニ。そのオラチオ・パガーニ社長が今後の展望を語ってくれました。今後も内燃機関のクルマは作りますが、パガーニにハイブリッドは似合わないと考え完全な電動化を目指します。

もくじ

つねに先駆者であるパガーニ
ハイブリッドは合わない
完全な電気自動車へ

つねに先駆者であるパガーニ

多くのスーパーカーのスタートアップが「最速」なのは、倒産するスピードである。創立から倒産までの短い間に約束を破る以外何もしない会社もある。

パガーニはそうではない。このイタリアのメーカーは、フェラーリやランボルギーニに比べればとても小さいが、先の長い仕事をしっかりと続けている。

来年はこのメーカーの最初のクルマ、ゾンダの20周年記念だ。2車種目のウアイラは230万ポンド(3億4000万円)のロードスターが好調を続けている。しかしパガーニは決して満足していない。社長のオラチオ・パガーニは、AUTOCARに対して将来の電動化を真剣に考えていると語った。

オラチオ・パガーニはつねに先駆者だった。1980年代にランボルギーニで働くため故郷のアルゼンチンを出た彼は、ランボルギーニの複合素材部門のヘッドになった。彼は1987年の過激なカウンタック・エボルツィオーネ・コンセプトの首謀者である。このクルマは金属の構造材をカーボンファイバーなどの軽量素材に置き換えた未来志向の習作である。マクラーレンがF1で使い始めるよりも前のことである。

彼はまずコンサルタント会社を立ち上げ、その後、1992年に自身の名前を冠したスーパーカー・メーカーを創立した。今回のインタビューは通訳を通してのものだったが、クルマと会社に対する彼の熱い思いははっきりと感じとることができた。

パガーニは利益と安定を兼ね備えた会社だ。年間35台から40台のクルマを生産しているが、オラチオ・パガーニは会社をこれ以上拡大したくないと言っている。

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