シトロエン新SUV「C5エアクロス」 快適性重視 プロトタイプに試乗

公開 : 2018.05.30 17:40  更新 : 2021.03.05 21:43

最新のインテリア装備 19年後半にはPHEV

内装のグレードは5種類から選択できる。全て欧州専用のデザインで、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応した8.0インチ・タッチスクリーン、12.3インチのデジタル・メーター、最新世代の衛星ナビであるシトロエン・コネクト・ナビ、そしてスマートホンのワイヤレス充電器を装備している。

運転者支援機能には、360度パーキングカメラや、コネクテッドカムと呼ばれるダッシュボードカメラがルームミラーにビルドインされる。自律的な停発進を可能にするアダプティブ・クルーズコントロールやアクティブ・レーン・デパーチャー・ウォーニングも搭載する。

発売当初は、ピュアテック130エンジンと6速マニュアル、ピュアテック180エンジンと8速オートマティックの組み合わせが人気だろう。他にも、ディーゼルのブルーHDi 130(マニュアル、オートマティック)やブルーHDi 180(オートマティック)も選択可能だ。

英国での販売価格はまだ確定していないが、兄弟車である3008と同じく、最低価格は2万1995ポンド(321万円)程だと予想される。

シトロエン初のプラグイン・ハイブリッドは2019年後半に登場予定だ。全てのグレードが四輪駆動となる。現在のガソリンモデル、ディーゼルモデルはすべて二輪駆動だが、シトロエン・グリップ・コントロールシステムが備わり、スタンダード、サンド、オフロード、スノー、ESPオフの5つからトラクションのモードを選択できる。

C5エアクロスは全てのモデルがシトロエン・レンヌ工場で生産され、ディーラーには2018年後半に配車される。

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