ホンダCR-V 1.5 海外試乗 CVTを指摘、室内スペース「完ぺき」

公開 : 2018.07.19 10:10

スペースは完ぺき 3列目は限定的

使われているマテリアルの品質に関しても、キャビンは十分快適に過ごすことが出来る仕上がりとなっている。テスト車両にはレザーシートが装備されていたが、快適且つサポート性も十分で、エルゴノミクス的にも優れたものだった。

唯一不満を感じたのは、ペダルの高さがやや高過ぎるということだけだったが、例えば、フェイクウッドを使ったパネルがやや場違いな印象を与えるなど、その見た目にはいくつか疑問を感じたことはお伝えしておこう。

さらに、インフォテインメントシステムも、そのグラフィックデザインはそれなりのレベルに達しているものの、操作への反応が遅く、全般的には標準以下の出来と評価せざるを得ない。


一方、インテリアスペースは完ぺきだ。前席に背の高いドライバーが座っても、2列目パッセンジャーには広大なニースペースが確保されており、パノラミックサンルーフも後席ヘッドスペースを犠牲にしていない。

トランクスペースは2列目シートをおこした状態で561ℓ、後席をフラットにした状態では1756ℓにも達するが、オプションのパノラミックサンルーフを選択した場合には、これが1638ℓへと削減される。

7人乗りモデルの場合、これほど広大なトランクスペースを期待することはできない。3列目シートを倒した状態で472ℓ、3列目を使用する場合のスペースはわずか150ℓに留まる。さらに、3列目シートに問題無く座ることができるのは子供だけであり、ほとんどの大人は足りない膝廻りとヘッドスペースに苦しむことになるだろう。

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