三菱アウトランダーPHEV 英国では「高級車」 2018年型、試乗の評価は

公開 : 2018.09.14 12:10

価格に及ばぬ上質感

装備類やスタイリング、グレードも変更が加えられているが、訴求力に変わりはない。

キャビンの実用性や快適性は同セグメントの中でもトップレベルで、トランスミッション周りのカーボン調パネルやレザー張りのドアなど、確かに努力は感じられる。

しかし、いかにもフェイクといったパネルや時代遅れな見た目のスイッチなど、場違いな印象を覚える。

依然として英国におけるPHEVモデルの価格はプレミアムカーのそれだが、欧州車と比べると、仕上がりはそのレベルには達していないままだ。

インフォテインメントシステムのタッチスクリーンからは、スケールとボリュームスイッチが省かれ、すっきりとした見た目になったが、利便性は低下した。

その上アウトランダーの広大なダッシュボードでは7インチのスクリーンは小さく感じられる。とはいえ、アップルやアンドロイドのスマートフォンからミラーリングできる機能があるのは美点だけれど。

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