ジャガー・ランドローバー、4年間で3864億円の投資

公開 : 2013.04.04 17:27  更新 : 2017.06.01 01:50

ジャガー・ランドローバー(JLR)は、向こう4年の間に27億5000万ポンド(3864億円)の投資を計画している。

しかし、最高責任者のラルフ・スペッツは、英国への投資を除外したかたちで、迅速な世界進出はな考えられないと主張している。

「われわれが、世界中に生産拠点を持つことは非常に重要だ。しかし、まずは英国への投資を行った上で。グローバルな投資を行う。」とスペッツはAUTOCARに話している。

「と同時に、グローバルに投資を行うことは、英国経済の安定にも極めて重要な意味を持つ。」

XFとフリーランダーはインドで生産を始めたところであるし、中国ではチェリーとの合弁事業もスタートしている。更には、サウジアラビアではアルミニウム関連の工場も起動しつつある。ランドローバーのSUV市場は拡大の傾向にあり、その売上高を劇的が増える可能性もある。

「確かに大きな投資をしなければならないし、そうしているところだ。われわれはより大きな収益を上げるために、投資をしているし、そのことによって、その勢いを保っていくつもりだ。」とスペッツ。

しかし、計画されている投資を行うためには、借入も行わなければならないだろう。実際、2012-2013年のJLRの利益は16億ポンド(2300億円)を上げた。しかし、最後の第4四半期は、その利ざやが17%から14%へ下がっている。既にJLRは、昨年秋に銀行から5億ポンド(720億円)を借り入れたが、それを使い果たしており、更に新しい融資を受けている。

アナリストは、現在の好調さを保つためにも、引き続きの投資が必要だとみている。

昨年、JLRは355,500台のクルマを販売した。うち、ジャガーは60,000台。残りがランドローバーだが、そのうちの1/3は、レンジローバー・イヴォークだったという。実際、昨年の第3第4四半期においては、セールスの52%がイヴォークとフリーランダーだった。

より成長を確固とするためには、多くのプラットフォームと、多くのエンジンが必要となる。そのために、JLRは投資をしているのだ。

JLRの新しいエンジン工場は、中国で建設中だ。また、サウジアラビアではドイツのライバル達に対して優位に立つためのアルミニウム工場を建設中だ。

昨年AUTOCARが示したように、ランドローバーは16の新しいモデルを、20,000,000台市場とも言えるSUV市場に出す。また、ジャガーはBMW 3シリーズとアウディA4のライバルとなる小型サルーンをリリースする計画も進んでいる。

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