3代目スズキ・ジムニー 中古車購入の注意点 高い信頼性 ソフトトップには注意

公開 : 2019.04.30 07:50

スズキジムニー中古車 購入時の注意点

エンジン

初期の1.3ℓエンジンの場合、11万3000kmでタイミングベルトの交換が必要となる。エンジンは酷使されていることが多く、カムシャフトの異音をチェックするとともに、フィルター廻りでオイルへ水が混入している場合、ヘッドガスケットに問題があることを示している。

低年式の個体では、冷却水ホースとラジエーターからの漏れにも注意が必要だ。クランクとインテーク、エグゾーストセンサーに問題がある場合、ミスファイアと出力低下の原因となる。

トランスミッション

基本的に4速オートマティックで問題が発生することはない。マニュアルギアボックスも丈夫だが、手荒く扱われた場合、シンクロに問題が発生することがある。

レリーズベアリングが摩耗している場合、クラッチが繋がった時の異音の原因となる。四輪駆動での走行をほとんど行っていない車両の場合、四輪駆動システムに不具合が生じている場合がある。初期の車両では、フロントハブに繋がるバキュームホースが破損することがある。

サスペンションとブレーキ

スプリングの破損とダンパーからのオイル漏れ、ブッシュの劣化、さらにはブレーキディスクの損傷にt注意が必要だ。

異常振動

キングピンやホイールベアリング、等速ジョイントの摩耗や、単にホイールバランスが狂っているといった理由で、80km/hあたりでホイールからの異常振動が発生することがある。

シャシーとボディ

基本的にボディの錆は表面だけであり、致命傷となることはほとんどないが、念のため接合部や取付け部もチェックしておいた方が良いだろう。

内部に留まった泥や水分による錆の有無を確認するため、樹脂製ボディパーツの裏側も確認しておこう。

インテリア

初期のファブリックシートは裂けたような状態になりやすいが、それ以外は驚くほどの耐久性を誇り、スイッチ類の不具合もほとんどない。

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