ジャガー 新型フラッグシップSUV「Jペース」 2021年発表か AUTOCAR予想イラスト

公開 : 2019.03.27 06:10

ジャガーは2021年に新たなSUV、Jペースを発表します。フラッグシップ・モデルとして、PHEV仕様、直6ターボ仕様が登場するとレポートされています。JLRの未来のモデルについての情報も。

もくじ

Jペース AUTOCAR予想図
標準車はPHEV 直6ターボ車も
ジャガー・ランドローバー 今後のモデル

Jペース AUTOCAR予想図

ジャガーの新型フラッグシップSUV、「ジャガーJペース」のローンチは2年後と噂されている。Jペースは電動パワートレインをベースにする3つの新モデルのうちの1台で、トップ画像はAUTOCARが描いた予想イラストである。

ジャガー・ランドローバー(JLR)が新開発したMLAプラットフォームを共有する第5世代目のレンジローバーと同時期に発表される見込みだ。

2025年までにすべてのJLRの車種が採用するといわれているMLAプラットフォームは、全体がアルミ製で現行のD7/D8アーキテクチャーよりもかなりの軽量化が図られている。

既存のEペースやFペースなどよりも上に位置するJペースは、電動モーターを搭載した後輪駆動車になると言われている。MLAベースのプラグインハイブリッド車種同様、従来の技術を用いた4輪駆動モデルは設定されない見通しだ。

リアのアクスルに電動モーターを搭載する設計が特徴で、これによっていくつかの利点が生じる。例えば、後輪のドライブシャフトやパワーテイクオフなどの機構を取り除くことにより、後部にはバッテリー用の広い空間が用意され、広々とした室内空間も確保される。

モーター付きのアクスルはハンドリングやオフロード性能も高めるだろう。電動モーターがもたらすスピードや正確さ、そしてコントロールしやすいパワー伝達特性はオンロードでのハンドリングを飛躍的に向上させる。オフロードでは後輪の駆動力のコントロール性も非常に優れたものとなる。

現時点ではMLAプラットフォームのスペックなどは詳しく分かっていないが、パワートレインに関して分かってきたことがある。

関連テーマ

おすすめ記事