ジャガー 新型フラッグシップSUV「Jペース」 2021年発表か AUTOCAR予想イラスト

公開 : 2019.03.27 06:10

標準車はPHEV 直6ターボ車も

Jペースは標準仕様が、プラグインハイブリッド・モデルとなる見込みだ。それに付随する形で、先日発表された直列6気筒の新開発インジニウムエンジンを搭載するターボモデルが登場。主流のパワートレインになると予想される。

JLRのエンジニアがMLAプラットフォームに直列4気筒のインジニウムエンジンを搭載するか不明だが、高出力型の4気筒エンジン搭載モデルが投入される可能性はゼロではない。

プラグインパワートレインを搭載するJペースの電動航続距離は明らかとなっていないが、最低の目標値としては約80kmが掲げられるとみられる。

新たにクルマを購入する層は純電動車に対して懐疑的になりがちで、そのためにも短い行動範囲でのエミッションフリーなドライブを提供するプラグインなどが妥協案として最適だとJLRは投資家向けに説明した。

JLRは新車販売の2割程度が2025年までに純電動車になると予想している。そのためにも、今後の展望としてガソリンやディーゼル、プラグイン、純電動などのさまざまなパワートレインが搭載可能なMLAプラットフォームの可能性が重要だとしている。

ジャガーは新たなモデルを想起させるコンセプトモデルのプレビューは控えており、Jペースのスタイリングなども依然として多くは知られていない。一つわかるのは、これからのジャガーの美学を示すIペースのようなルックスになるということだ。

最近フェイスリフトが行われたXE同様、JペースのインテリアにはOLEDディスプレイなどがドイツ製のライバル車種に引けを取らないための装備として用意される。

Jペースは全長は4.9mになるとみられ、フラットなドアは広々としたインテリア空間を実現し、トランクスペースは最低でも650ℓの容量があると予想される。

だが、ルーフラインが低いデザインにされるため、姉妹車種のレンジローバーより広くならないと思われる。

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