英国版 認定中古車のすゝめ レクサスGS 人気はハイブリッド Fスポーツ推奨

公開 : 2019.05.11 09:50  更新 : 2019.05.13 18:07

燃費が足枷 バリュー・フォー・マネーな存在

新車当時、おそらく11.2km/ℓという燃費性能がGS250の販売の足枷となったのであり、2013年に英国のラインナップから姿を消したこのクルマは、非常な短命に終わっている。

GSで人気を博したのは、ガソリンハイブリッドを積んだふたつのモデルであり、現在の認定中古車市場には、GS250の10倍のハイブリッドモデルが存在している。

よりハイスペックなモデルであるGS450hでは、レクサスが16.4km/ℓだと言う燃費性能に加え、345psのパワーによって、そのストレートのパフォーマンスもさらに強化されており、2014年登場のGS300hでは、20.0km/ℓの燃費性能を誇る一方で、そのパワーはラインナップ中最低の181psに留まっていた。


どちらのハイブリッドモデルを選ぶにせよ、ベースモデルのGS250をはるかに上回る支払額を覚悟する必要がある。走行距離6万4000km以下のGS300hとGS450hの認定中古車のスタートプライスは、1万9000ポンド(278万円)をやや下回る程度であり、この価格の60%程度で手に入れることのできるGS250Fスポーツを、よりバリュー・フォー・マネーな存在にしている。

GSに最高の評価を与えたことはなかったが、その洗練されたダイナミクス性能と全方位にわたる洗練、さらには、その際立つインテリア品質はわれわれの称賛の的だった。

レクサス認定中古車は、販売前に150項目にも及ぶ徹底的なチェックを受けており、12カ月の走行距離無制限保証とロードサイドアシストが付いてくる。

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