世界ご長寿モデルランキング トップ33 33位~23位

公開 : 2019.04.13 12:10

29位:プジョー206(1998~現役)-21年間(継続中)

1998年、205の後継として、プジョーはついに206をデビューさせている。先代よりもボディバリエーションを拡大させた206では、2ドア/4ドアハッチバックに加え、SWと名付けられたステーションワゴン、電動格納式ハードトップルーフを持つコンバーチブル、さらに、市場によっては4ドアセダンを選択することも可能だった。

すべての工場で生産された206の出荷台数を合計すると、その数はおよそ1000万台にも達するが、このクルマがもっとも人気を博したのは欧州と南米市場だった。

206の人生は想定外の連続だった。ダチアの成功に驚いたプジョーは、当時デビューしたばかりの207に替わる選択肢として、206+と名付けたモデルによって、低価格志向に応えようとしている。中国市場では、2シトロエンC2へと姿を変え、シトロエンのエントリーモデルとしての役割を担うとともに、現在でもイランではその生産が継続されている(写真)。

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