新型BMW1シリーズ発表 実用性に重点 FF化も走りを追求

公開 : 2019.05.28 02:50

室内空間が大きく改善

ホイールサイズは16インチから19インチが用意され、(M135iは標準で18インチ)、サスペンションは標準、Mスポーツ、そしてアダプティブシステムの3種類の設定だ。全長は先代より5mm短い4319mmとなり、ホイールベースは20mm短い2670mmとなった。一方で全幅は34mm拡大して1799mmだ。

BMWによれば室内空間が大きく広がったといい、ニールームが33mm、リアのヘッドルームが最大19mmの拡大だ。荷室は先代よりも20ℓ大きい380ℓが確保されている。

エクステリアのデザインは大型のグリルが中心となる最近のBMWに共通するものだ。一方で側面はCピラーのホフマイスター・キンクが目立つ。オプションでフルLEDヘッドライトやテールライトが用意されるほか、全グレードにLEDデイタイム・ライトが装着される。パノラミックサンルーフも初めてオプション設定された。

インテリアも刷新され、8.8インチのタッチスクリーンはジェスチャーや音声認識に対応する。上級グレードには10.25インチのディスプレイがふたつ備わり、デジタル式メーターパネルやカラーのヘッドアップディスプレイが装備される。MスポーツやM135iではMスポーツ・ステアリングやヘッドレスト一体型のスポーツシートが装着される。

発売時には4段階のトリムレベルが設定されるが、英国でのオプションなどについては発表されていない。5月28日に発売され、納車開始は9月の予定だ。エントリーレベルの118i SEでは2万4430ポンド(339万円)からだ。参考までに、先代の5ドアモデルは2万3605ポンド(328万円)からであった。M135i xドライブは3万6430ポンド(506万円)となる。

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