ロータス・エヴォーラGT4、クラークの1分20秒4に敬意 グッドウッド

公開 : 2019.07.08 16:56  更新 : 2019.07.08 20:38

ロータス・エヴォーラの新コンセプトが、グッドウッドに出走しました。ボディサイドの「1:20.4」、何のことかお分かりになりますか? 実車写真8枚。

実車を撮影 写真8枚

ロータスエヴォーラGT430のレーシング・コンセプト、「エヴォーラGT4」を、グッドウッド・フェスティバル2019で撮影することができた。

英国ノーフォークのヘセルにあるロータスの本部で開発・設計されたこの1台。エヴォーラGT4コンセプトは、緑と金のカラースキームをまとったサーキット走行対応モデルである。これはF1ワールド・チャンピオンに2度輝いたジム・クラークに敬意を表した外装色だ。

このためボディサイドには、1965年にクラークがグッドウッド・モーター・サーキットで記録したラップタイム「1:20.4」が描かれている。この時のマシン、タイプ25も現地には展示されていた。

エンジン:3.5ℓ V6
最高出力:450ps
最大トルク:52.0kg-m
車両重量:1200kg
最高速度:273km/h

足もとは、レーシング・スペックのセンターロック・ホイールにスリックタイヤという組み合わせ。可変リアウイング、ルーフのカーボン製エアインテーク、フロントの空力強化型ルーバーでエアロダイナミクスを向上させている。

またカーボン製のフロントバンパーには取外し可能なカナードとブレーキ冷却用吸入口を追加。リアには大型ダクトとディフューザーを設けている。

サイドウインドウはプレキシガラス製、ボンネットはカーボン製、ホイールは12スポークのアルミ製を採用するなど、軽量化に余念がない。

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