【死ぬまでに一度は運転しておくべき?】最高の50台 一挙ご紹介 34位から20位まで

公開 : 2020.02.29 18:50  更新 : 2021.03.05 21:43

22位~20位

22位:ACコブラ

オリジナルモデルは登場した当時でも奇妙なステアリングと原始的なシャシーを組み合わせており、その強烈なパワーは決して使いこなせるようなものではなかった。

時にイライラさせられ、しばしば恐怖を感じさせるが、英米合作のこのアイコンと呼ぶべきモデルは常に息をのむほどの刺激を与えてくれる。

21位:ポルシェ911(992)

ポルシェ911(992)
ポルシェ911(992)

わたしよりもはるかに裕福な人物が、かつて911をハードに走らせるまではドライビングの修業は終わらないと言っていた。

だが、彼の意見は正しく、それはいまも変わっていない。

55年にわたり他のメーカーはこのクルマを越えようとしてきたのであり、そして55年間彼らは失敗を続けて来た。

当時もいまも、毎日乗ることの出来る本物のスポーツカーを探し求めるひとびとにとって、間違いのない選択肢だ。

20位:初代レンジローバー

史上初の高級SUVではない(その栄誉はジープグランドワゴニアのものだ)が、この種のモデルとしては最高の1台だ。

ベントレーランボルギーニロールス・ロイスマセラティ、そして最近アストン マーティンフェラーリから登場した新型SUVモデルを見れば分かる。

彼らの旅はこのクルマから始まったのだ。

番外編2:忌避すべき5台

フェラーリ348 TB(1989年)

もっとも見事なルックスをしたフェラーリの1台だが、そのボディの下に隠されているのはフェラーリ史上最悪のエンジニアリングだ。

横置きギアボックスも決して褒められたものではなかったが、最大の問題はハンドリングのバランスにあった。

フェラーリ348 TB
フェラーリ348 TB

F355へのフェイスリフトでは、このクルマがどれほどのポテンシャルを秘めており、どれほどそれが活かされていなかったかが明らかとなっている。

ルノー5ターボ2(1980年)

その狂気のルックスがミッドエンジンのルノー5を伝説的な1台にしている。

だが、そのステアリングを握ってみれば失望を禁じ得ないだろう。

決して速くもなく、そのプッシュロッド式1.4Lエンジンには活気が足りず、リアタイヤがウェット路面かかると簡単にスリップした。

フォード・エスコート・コスワース(1992年)

気分を害するかも知れないが、このクルマはあの素晴らしかったシエラとは比べ物にならない。

シエラには素晴らしいバランスが備わっていたが、エスコートは単にグリップするだけであり、さらにアンダーステアも酷かった。

新しいモデルにこれほどガッカリさせられたのも記憶にない。

ランボルギーニ・カウンタックLP500S(1982年)

後から登場した48バルブモデルを知るひとびとがカウンタックを素晴らしいというのも理解しているが、わたしがステアリングを握ったことのあるLP500Sは狭く深いで、さらには速くもなかった。

エンジンの咆哮は素晴らしいが、パフォーマンスが足りなかったのだ。

ポルシェ911ターボ3.6(964)(1993年)

悪い911などあっただろうか?

もちろん。このクルマはまさに怪物だった。

アンダーステアの次にはオーバーステアが顔を覗かせ、ブーストが掛かっていない状態ではエンジンはまったく使い物にならなかった。

その目新しさも長くは続かなかった。

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