【新型PHEVスーパーカー】マクラーレン、年内に発表へ V6ターボ+モーターのエントリーモデルか

公開 : 2020.04.23 11:20

マクラーレンは、今年後半に、新型PHEVスーパーカーを発売します。英国政府から、ハイブリット発売禁止を早める提案がでていますが、同社CEOはハイブリッドの継続が電動化への近道だと考えているそうです。

プラグインHVが、スポーツシリーズに

text:Jim Holder(ジム・ホルダー)

マクラーレンは、今年後半に新しいハイブリッドモデルを発売する。

同社のスポーツシリーズに加わるこのモデルは、パワーとパフォーマンスの点で、ラインナップの一番下に位置するモデルとなる。

マクラーレン 新しいPHEV AUTOCARイメージ図
マクラーレン 新しいPHEV AUTOCARイメージ図

ツインターボチャージャー付きV6エンジンと電動モーターを組み合わせた、プラグイン・ハイブリッドパワートレインを搭載。今夏に発表され、今年の後半にはヨーロッパで納車が開始される予定となっている。

マクラーレンのCEO、マイク・フレウィットは、電動パワートレインを追加することでパフォーマンスを向上させ、排出ガスの削減も可能となる、このモデルに期待していると述べている。

「P1、P1 GTR、スピードテールでのハイブリッドシステムの経験を生かし、環境性能にもこだわったスリル満点のクルマを目指しています」

「マクラーレンは、ドライバーのための最高のクルマを作ることを目的としています」

「瞬間的に発するトルクによって、パワーバンドのギャップを埋めることができる点に、ハイブリッドパワートレインの可能性を見出しています」とフレウィットは述べている。

ハイブリッドの欠点は車重の増加だが、フレウィットと、COOであるイェンス・ラドマンの両者は、エンジニアの努力により増量の大部分を相殺できると述べている。

「販売価格にそれほど制約がないことを幸運に思っています。わたし達のカスタマーは、最高のものを望んでいます。それに応えることに全力を尽くします」とラドマンは語る。

「ハイブリッドは重要な役割を果たす」

新しいモデルは、エミッションフリーでの航続距離が30kmに達し、燃費も大幅に向上することが予想されている。

そのため、フレウィットは、早ければ2032年に、新しいハイブリッドモデルの発売を禁止するという、英国政府の最近の提案に疑問を呈している。

マクラーレンP1
マクラーレンP1

「ゼロエミッション化の目標を達成するため、ハイブリッドは重要な役割を果たすでしょう」

「ハイブリッドと完全なEVモデルの共存期間を長く持たせることが、この過渡期における答えになると考えます」

「わたし達は、このテクノロジーに投資しており、その投資を数年かけて回収することを前提としています」

「現在のところ、ハイブリッドは、完全なEVモデルよりも、カスタマーの要望を満たすと、わたし達は信じています」

「発売前に期限を設定することは、需要を停滞させるだけでなく、より多くの排ガスを発生させる内燃エンジンにカスタマーを固執させてしまう可能性もあり、ゼロエミッション化への歩みに悪影響を及ぼします」と、フレウィットは述べている。

一方でフレウィットは、運転の楽しさと、使いやすさの両方の点で、現行モデルと同等のパッケージを提供するEVの開発を、同社が期限までに終える可能性が高いことも認めている。

「期限までにクルマを開発することは、それほど問題ではありません」

「インフラストラクチャ、サプライチェーンなどの観点から、国として、これらのクルマをサポートする準備ができているかについて、明らかにする必要があると思います」と付け加えた。

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