【ミニ史上最速】ミニJCW GPへ試乗 306ps、3000台限定のスペシャル 後編

2020.05.08

サーキット育ちを主張するビジュアル

サスペンションは基本的に強靭だが、柔軟性を失っているほどではない。フロントがマクファーソン・ストラット式で、リアがマルチリンク式となる。

標準のJCWと比較すると、路面の状態に影響を受けやすい。とはいえ、ドイツの路面は全般的に滑らかではあったが。


ブレーキも、最速のミニに相応しい仕事をする。こちらもクラブマンJCWやカントリーマンJCWに用いられているものと同じ仕様。フロントには360mmのディスクと4ポッド・キャリパーが、リアには330mmのディスクとシングルポッドのフローティング・キャリパーが付く。

これまで以上に過激なボディーキットと、低く構えたスタンスもJCW GPの特徴。サーキット育ちであることをビジュアルでも強く主張する。

見た目は、2年半前のコンセプト・モデルを受け継ぎ、機能的な役割もしっかり果たしている。標準のJCWとの違いも明確。加算されたパフォーマンスを、表現したかのようでもある。

フロントで顕著なのは、より大きな冷却ダクトを備える彫りの深いバンパー。ボディサイドにはブレードのように切れ上がったオーバーフェンダーが付き、クルマのシリアルナンバーが刻まれる。

オーバーフェンダーの素材は、BMW i3と同じカーボンファイバー製。8J幅のホイールを収め、ワイドなプロポーションを完成させている。2本出しのマフラーを包むリアバンパー下部も、ディフューザー風のデザインを得ている。

 
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