【最大の違いが】なぜレクサスGSは、メルセデス・ベンツEクラスに負けて撤退するのか?

2020.06.01

海外市場もGSの売れ行きが低迷

2019年におけるレクサスセダンの国内登録台数は、ESが1か月平均で900〜1000台、LSは300台弱、GSは100台弱、ISは170台前後になる。

レクサスのセダンで堅調に売れる車種はESのみで、それ以外は低調だ。

レクサスES
レクサスES    レクサス

今のレクサスの主力はSUVで、1か月平均の国内登録台数は、コンパクトなUXが1200〜1300台、ミドルサイズのNXは1100〜1200台、上級のRXは800台前後。

つまりESは、SUVのUXやNXに次ぐレクサスの大量販売車種になる。

ややサイズの大きなボディに快適な居住空間を備え、全車に直列4気筒2.5Lハイブリッドを搭載する。十分な動力性能を発揮して、WLTCモード燃費は20.6km/L(JC08モード燃費は23.4km/L)と環境性能も良好だ。

そこでほかのセダンの需要を吸収した。

2019年のレクサスの販売台数を世界的に見ると、北米が32万5000台で最も多く、中国は20万2000台、日本は6万2000台だ。最も多い北米では、ESも5万台を超えたが、LSはこの10%程度でGSはさらに少ない。

レクサスセダンの販売は、北米でもESに偏っている。

このような状況だからGSは海外でも廃止される。今後のレクサスセダンは、主力が前輪駆動のESで、後輪駆動は最上級のLS、コンパクトでスポーティなISと個性化を図りラインナップを再構築する。

 

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