【美しい姿に自然吸気のV8】レクサスLC 500リミテッド・エディションへ英国試乗

2020.06.24

魅惑的なエンジンサウンドを楽しめる

LCは、ダイナミックなコンセプトカーのスタイリングと、オールドスクールなエンジニアリングとが融合している。シャープなヘッドライトと大きなフロントグリルの後ろには、大排気量のV8エンジンが収まり、テールライトはミラーで反射され、無限に奥へと続く。

インテリアも、新旧が織り交ぜられた独特の空間。モニター式のメーターパネルは、LFA譲りのもの。カラーのヘッドアップディスプレイは未来的だが、物理的なボタンやスイッチもふんだんに残されている。

レクサスLC 500リミテッド・エディション(英国仕様)
レクサスLC 500リミテッド・エディション(英国仕様)

ライバルモデルのように大きなモニターが備わるが、システムの仕上がりは今ひとつ。レクサスで共通する特徴でもある。タッチパッドのコントローラーは反応が過敏で、インフォテインメント・システムも洗練度はいまいち。走行中の操作は難しい組み合わせだ。

英国の一般道を走らせてみる。最後の自然吸気のV8エンジンという味わいが、強く気持ちを支配する。

最大トルクは回転数がある程度高まらないと得られないし、最高出力もレッドゾーン手前の7100rpmで発生する。そのため、加速力は圧倒されるほど鋭いわけではない。

しかし、悪くはない。免許証が存亡の危機に陥る速度域へ到達する前に、魅惑的なエンジンサウンドを存分に楽しむことができるのだから。

段数の多い10速ATは、トランスミッション任せだと、上のレシオで選択に迷う場面がある。7速くらいのATだと考えて、シフトパドルでドライバー自ら変速するのが良い。あるいは、スポーツ+モードを選ぶ手もある。上段側のレシオは選ばない設定に変わる。

 
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