【想定外? ディーゼル専用車へ】デリカD:5にみる三菱の未来 気になる日産との今後の連携

2020.07.12

サマリー

デビューから13年間、基本的な構造を維持したままでも根強い人気を誇る、三菱「デリカD:5」。追い風が吹いたのには2つの理由がありました。ディーゼル一本化、日産との連携の影響を桃田健史が考えます。

もくじ

デリカ注目度、最初はさほど高くなく?
デリカついにディーゼル専用モデルへ
デリカD:5、もう1つの追い風が
日産との連携 ディーゼルどうなる?

デリカ注目度、最初はさほど高くなく?

text:Kenji Momota(桃田健史)

いかつい顔立ちと、ミニバンらしからぬ無骨なボディ形状が、このクルマの存在感を際立たせる。

しかも、心臓部には強靭なディーゼルエンジンを持つ。

三菱デリカD:5
三菱デリカD:5    三菱

デビューから13年間、基本的な構造を維持したままでも根強い人気を誇る、三菱「デリカD:5」。デリカは、三菱自動車がまだ三菱重工業自動車部だった時代の1960年代に誕生した、商業バンとトラックを起源とする。

D:5という、日本車としては極めて稀な表記で、ディーファイブと読ませる。4代目までの商業車デリカに次ぐ、5代目を示す。

いま(2020年)から15年前の、第39回東京モーターショー(一般公開:2005年10月21日~11月6日)。当時、三菱ブースでメディアや来場者が最も注目していたのは、三菱レッドカラーの「コンセプトX」。

ランサーエボリューション最終バージョンとなる「エボX」の原型だ。三菱ブースの主役は明らかに、コンセプトXだった。

同時に発表されたのが、「デリカD:5コンセプト」。配布されたプレスリリースには、ワンボックスオフローダーと明記されていた。

同年、三菱はSUV初代「アウトランダー」を発売しており、デリカD:5コンセプトの想定エンジンはアウトランダー共通の直列4気筒2.4L MIVECガソリンエンジンだった。

 

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