【価格/スペック/AMGは?】メルセデス・ベンツEクラス改良新型 日本でマイナーチェンジ MBUX/ARナビ搭載

公開 : 2020.09.10 13:05  更新 : 2021.04.26 15:10

改良新型Eクラス 内装

インテリアは、クオリティの高さとモダンさの両立という特徴をさらに向上させている。

また、「スポーツ」とメルセデスAMGの各モデルには、新世代の3本ツインスポーク・ステアリングホイールを採用し、近未来的なスポーティさを演出している。

E200スポーツの前席内装
E200スポーツの前席内装    メルセデス・ベンツ日本

ナビゲーションや各種機能の設定はすべて手元で完結できるだけでなく、従来はタッチ・コントロールボタンへの接触やステアリングホイールにかかるトルクで判定していたディスタンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、新たにリムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用。

これにより、ステアリングにかかるトルクがなくてもドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、ディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手を向上している。

12.3インチの大型ワイドスクリーンを2画面も標準装備し、最新のメルセデス車に順次採用されている対話型インフォテイメントシステム「MBUX」も搭載。音声認識だけでなく、タッチスクリーンやステアリングのタッチコントロールボタン、センターコンソールのタッチパッドなどでも操作が可能だ。

さらに、日本で販売される乗用車で初のAR(拡張現実)ナビゲーションを採用。車両の前面に広がる現実の景色がナビゲーション画面の一部に映し出され、その進むべき道路に矢印を表示して、直感的にどう進むべきか判断することができる。

改良新型Eクラス パワートレイン

豊富なパワートレインを設定しているのは、従来型のEクラスと同様だ。

E 200系は、1.5L直4ガソリンターボ。E 220 d系は、2.0L直4ディーゼルターボ。E 300系は、2.0L直4ガソリンターボを採用。

E 220 dステーションワゴン・スポーツ
E 220 dステーションワゴン・スポーツ    メルセデス・ベンツ日本

E 350 e系は、2.0L直4ガソリンターボ+プラグインHV。E 350 de系は、2.0L直4ディーゼルターボ+プラグインHV。E 450系は、3.0L直6ガソリンターボ(ISG搭載)を選んだ。

後述するメルセデスAMGモデルも含めると、日本仕様だけでも6種類ものパワーユニットを設定している。

1.5Lの直4ガソリンターボは、スターターとジェネレーターを兼ねるモーター「BSG」と48V電気システムも搭載。

3.0Lの直6ガソリンターボは、ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)と48V電気システムを装備。こうした新技術の採用で効率性、快適性、高性能化を同時に実現している。

ガソリン、ディーゼルともプラグイン・ハイブリッドはエンジンにモーターを組み合わせ、モーターのみで最長約50kmの走行が可能だ。また、ディーゼルとプラグインハイブリッドを組み合わせた乗用車は、今のところ日本で唯一となる。

組み合わされるトランスミッションは、いずれも電子制御9速AT。駆動方式は、車名に4マティックが付くものとAMGモデルは4WDだが、それ以外はFRのみの設定となっている。

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