【デビュー予定日が明らかに】新型フォルクスワーゲン・ゴルフR 11月4日発表予定 高性能のホットハッチ

公開 : 2020.11.03 10:50

フォルクスワーゲンの新型ゴルフRが11月4日にデビューすることが明らかになりました。8代目ゴルフの高性能モデルで、これまでにも何度かプロトタイプが目撃されてきました。333psの2.0Lターボを搭載します。

R専用スタイリング

text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

フォルクスワーゲンは、新型ゴルフRを11月4日に発表することを明らかにした。ティザー画像も公開され、テールゲートの中央にRのロゴが施されていることが分かる。

しかし、新型ゴルフRはすでに何度かプロトタイプがテスト走行を行っている様子が確認されている。

新型ゴルフRのティザー画像
新型ゴルフRのティザー画像    フォルクスワーゲン

最後に目撃されたのはエステート(ヴァリアント)で、気づかれないようオールトラック風にカモフラージュされていた。

プロトタイプは、大径ホイールとロープロファイルタイヤ、ブルーのブレーキキャリパー、大型のエアインテーク、リアスポイラーなどを備え、最上級のパフォーマンスモデルであることを物語っている。4本出しのエグゾーストシステムも特徴的だ。

今年初めには間近で撮影され、インテリアを見ることができた。R専用のスポーツシートを備えていたが、基本的には標準モデルと同じである。

まだ確認されていないが、8台目ゴルフの各バージョン(GTI、GTI TCR、GTD、R)の存在が今年初めにリークされた。リーク情報によると、Rのエンジンは新型ティグアンRやアルテオンRに搭載されているEA 888 2.0Lガソリンターボを大幅にアップグレードしたもので、33ps増の333psを発揮することが明らかになっている。

これまでと同様、四輪駆動システム「ハルデックス」と7速DCTを搭載し、新しいトルクベクタリング・システムも導入される予定だ。MTは設定されないと予想される。

ハルデックスは、XDS+電子ディファレンシャルロックとスタビリティ・コントロールシステムと組み合わせたものだ。フロントおよびリアアクスルに送られるトルクを常に変化させる完全可変制御が可能であると言われており、内部情報によるとメルセデスAMG A 45と同様のドリフトモードが組み込まれるという。

400psもの出力を噂されていたフラッグシップモデルのゴルフRプラスが、来年以降に実現するのかどうかはまだ明らかになっていない。

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