素晴らしいバランス マツダCX-5 2.5 AWD フェイスリフト版を英国試乗 前編

公開 : 2022.02.20 08:25

デザインポリシーが反映されたインテリア

日本ではディスプレイオーディオとも呼ばれるインフォテインメント・システムには、充分な大きさのモニターと、センターコンソールのロータリーダイヤルが用意されている。日常的に使用する機能のために、実際に押せるハードボタンも残された。

非常に扱いやすく、レイアウトも美しい。マツダの掲げるミニマルなデザインポリシーは、ボディのスタイリングだけでなく、視界に優れ居心地の良い、モダンなインテリアにも反映している。

車内空間は、前後席ともに広々。膝先や頭上の空間にも余裕がある。広い荷室のフロア下には、収納トレイが用意されている。スペアタイヤは装備されていない。

試乗車は、ブラウンのレザーと木目調トリムでコーディネート。プレミアムと呼びたい雰囲気があった。

メーターパネルは、スピードメーター部分が円形のモニター。直感的に必要な情報を確認でき、人間工学的にも良好。近年の自動車メーカーは、過多な情報をメーターパネルへ表示させようとする傾向がある。マツダくらいが丁度いい。

2.5L 4気筒エンジンは、比較的ノイズが大きい。6速ATが変速する度に、その存在を教えてくれる。高い段数を選べば静になるものの、加速しているという事実を耳でも教えてくれる。

カタログ燃費は、WLTP値で12.5km/Lがうたわれる。トヨタRAV4ホンダCR-V日産キャシュカイなどのハイブリッド版と比べると、見劣りすることは否めない。CO2の排出量は、182g/km。英国では税制面でも不利だ。

この続きは後編にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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